NPO主催の「年越し鐘つき」600人参加!

NPO法人紀州ふるさと塾が、毎年取り組んでいる和歌山市岡山丁の「時鐘堂の鐘つき」に600人の参加がありました。(おおみそかの11:00〜元旦1:00)

 この鐘は、戦国時代には豊臣方の大砲として使われていましたが、徳川吉宗の時代に粉河(現紀の川市)の職人の手により「鐘」として生まれ変わり、江戸時代には和歌山市城下に「時を告げる」役割を果たしていたということです。
(戦争の道具が、このように生まれ変わるなんていいなー)

 現在は和歌山県重要文化財として、普段はお堂に仕舞われているのですが10年前から、紀州ふるさと塾さんの運営で、12/31〜1/1に、大勢の市民の手により平和の音を響かせています。子どもから大人まで、誰でも鐘を1回つくことができるので、市民手づくりの越年行事として定着しているようです。(総勢50名のボランティアさんたちで運営されています)

 私も5年前から運営ボランティアで参加していますが、毎年参加してくださる方ともすっかり顔なじみになり、そこで新年のご挨拶ができるのも楽しみです。

 

石段の奥に「鐘のお堂」があります。この道を600人の人たちが並び、鐘をついてくれました。

 びっしり並んでいる写真は、また来年ご紹介します。
(あまりの寒さのため、撮り忘れてしまいました。失敗です。)

 今年も皆さんの「元気」をしっかり発信します。
どうぞよろしくお願いします。