タイトルを見てドキッとされたかもしれませんが、
この小説、あらすじを聞いただけで結末はどうなるの?と興味がわき、
ワクワクしたお話だったので、是非ご紹介したいと思います。

既に映画化も決まっているそうなので公開前にサキドリして
読んでみてはいかがでしょうか。

場所は静岡県のとある中学校。
何をやっても冴えなくて、キモイとさえ言われている男子バレーボール部の部員である主人公たち。
そんな彼らを変えて行くきっかけとなったのは、2年生の始業式にやってきた女の先生でした。

実は、バレーボールなんてほとんどやったことがない彼らの顧問となってしまった彼女もまた、自分自身が半年後、1年後に教師として成長して熱い感動を得ることになろうとはその時は思わなかったでしょう。

とにかくこの弱小最低のバレーボールチームが、もしも新人戦で優勝できたら先生のおっぱいを見せてもらう・・・と約束するのです。その目標が出来た途端、日々練習をがんばり、勉強までもがんばり、向上していき、性格までかっこよくなっていくさまが単純でもあり、深くもあり、面白いのです。火事場の底力とは言うけど、中2男子のおっぱい力とは聞いたことがないようで、だけど分かるような・・・。

この小説とても読みやすくて、しかも時々ギャグのように笑いのツボが入っていて、自分の頭の中でそのシーンがドラマ仕立てで浮かんでくるようだったので原作者を調べてみたらなるほど!ドラマの脚本を書かれている方でした。

そしてそして、新人戦の試合をどんどん勝ち抜いていく主人公たち・・・・
ということは どうなるのー!
この後の内容は是非本で・・・・・。(%笑う女%)

著者 水野宗徳

企画・編集
株式会社リンダパブリッシャーズ

発行 泰文堂