忍者の術ではありません。
事故で左下肢を切断、義足で理学療法士になられた福辺節子さんの
「介助される人の力を引き出す介助」介助レベルアップセミナーに
参加してきました。福辺先生は事故後リハビリの勉強をされただけでなく
お仕事をしながら53歳で医科大学の修士課程も修めておられます。
実際お会いしてとても温かくパワフル!

で、なんで私が介助術?と思われるかもしれませんね。

今日も老人施設でお一人に足浴していただいていたら
隣の方が足浴バケツをトイレと間違えて座ろうとしたり
職員さんが「足の気持ちいいことしてくれはるからここで待っててね」と
車椅子3台が並べられても職員さんが居なくなると
一人二人と車椅子をギコギコこぎ出してどっかへ行ってしまわれたり、
はらはらドキドキのトリートメントタイム。

事故があっては…と思います。

安全に長く続けていきたいですものね。

今日福辺先生に自分の身体に触れていただきながら
体重移動、立つ、座るの介助法を教えていただきました。
羽のようにソフトな介助。
よっしゃ!みたいな気合と力はいりません。
窮屈さや不安もありません。目からウロコ!

シリーズ4回を受けて、施設の皆さんと
より良い時間が持てるように勉強してきます。

『人生はリハビリテーションだ』福辺先生の著書にサインまでいただいて
嬉しい夜です。