萩原台自治会主催のいこいの家で萩原台在住の医師天野利男さんを講師に講演会が開かれました。
パワーポイントを使って詳しくお話くださいました。
まず、糖尿病になると、血管性認知症、アルツハイマー型認知症ともに発症率は、2.5倍になると説明されて、日ごろの生活習慣が大切と話されました。
・認知症と物忘れの違い
・中核症状と周辺症状
・認知症の種類
などについて詳しく話してくださいました。
・認知症になる原因としては、ライフスタイルが46.8%、遺伝は27.1%。
心がけで認知症は予防できるケースが多いとのこと。
・家族で気付くケースとして、同じ事を何度も聞く、好みが変わった、性格が変わった、料理などの家事が出来なくなった、物忘れの自覚がないなど。
・気付いたときは、内科医に相談するとよいとのこと。
最後に、外国の研究者が修道女の生活を長年調査して、アルツハイマーになる人とならない人について調べた本「100歳の美しい脳」について話してくださった。
同じような食事や生活をしている修道女だが、歩いている人が健康な脳だったことが、わかったという。
日本型食生活で、塩分を控えて良く歩いてくださいと話された。(報告 向井)