徘徊高齢者等の早期発見模擬訓練のための模擬訓練

徘徊高齢者等の早期発見と対応のための模擬訓練のための模擬訓練

 8月31日午後、認知症ネットワーク関係機関代表者会議がふれあいホールで開かれ、各地区の福祉委員会代表者と民生児童委員協議会代表者、包括支援センター職員が参加して、徘徊模擬訓練の予備模擬訓練が行われ、福祉市民ネット会員として参加しました。

 オリエンテーションでは、今までの経緯と今後の取り組みの説明がありました。
 認知症徘徊高齢者の理解と対応方法について説明。
 藤井寺で学んだ、「は」ははっきり。「や」はやさしく。「ゆ」はゆっくり。「み」は短く。について説明。
対応の良い例悪い例について劇団KAWANISHIの寸劇がありました。
包括支援センターの北村さんが認知症のおばあさんを熱演!
各地区にも来て欲しいとの声も。資料としてシナリオもいただきましたので、各地域で寸劇をするのも楽しいかも。

2つのコースにわかれて、模擬訓練を行いました。

2人の方が徘徊高齢者に扮して、2人ペアで接して、どう対応するかを体験しました。
体験のあとで、高齢者に扮した方の感想を「ありがとうカード」が渡されました。
カードには、私に声をかけていただきありがとうございました。
<あなたの声かけでうれしかったこと>としてはっきりと聞いてくれてわかりやすかったなど4項目があり、どれかにしるしをつけて渡されました。

私は、ビデオとカメラで記録をしました。
どちらのコースも見ましたが、高齢者に扮した方もそれぞれ個性があり、どう対応すればよいか困っている方も。

終了後、体験しての感想を聞き、高齢者に扮した方から、言葉がはっきり聞こえず流れてしまっている、暑いから○○へ行きましょうといわれても行っていいのか不安に感じたなどの感想がありました。

その後、各地域での模擬訓練の準備の進み具合の発表がありました。
10月29日(金)に全体の模擬訓練と報告会がおこなわれますが、
ほとんどの地域で実施予定とのことでした。

徘徊高齢者やこどものネットワーク連絡会が警察を中心に平成12年に出来ていると説明がありましたが、包括支援センターは入っておらず、今後の課題だと感じました。(報告 向井)