10月2日(木)午後1時半〜3時半(%くもり%)
多田公民館
多田地区スリーAリーダー養成講座
最初にNPO認知症予防ネットの高林理事長の話を伺いました。
認知症の人は孤独で寂しい思いをしている。その理解から優しさのシャワーは始まる。
難しいことはいらない。知識も大切だが、実際的な理解をしてほしい。
スリーAの認知症予防ゲームの三原則
①優しさのシャワー(癒し)、②脳活性化リハビリ ③笑いの効用
これらのことを常に意識しながらゲームを進めることが大切で、リーダーはゲームの中で自ら発見・認識をして自分の言葉で伝えられるようにしてほしいと言われました。
高林理事長のお話はいつもながら朗々としていて、なおかつ説得力があり、受講生ともども私達も認知症の理解が深まる内容でした。
次に先週の“その1”の復習をしました。
時間の関係で全てリーダー体験をしていただくことが出来なかったのですが、皆さん復習してきてくださったようで、とても上手に出来ていました。
天野さんがリーダーをしましたが、グーチョキパーは、高林理事長がリードして大きな笑いが起きました。
早口言葉の練習をして最後まで手と口を動かしてリードしてくださいとアドバイス。
今日の内容の“その2”に入りました。
”その1”は自分の手と腕を使ったゲームですが、
”その2”は隣の人の膝や肩、手を触れるゲームです。
リズム体操
2拍子、3拍子、4拍子と進み、ひとりずつ体験をしてもらいました。これは、説明が
はっきりしていて言いやすいので、覚えてしまえば優しいと思います。
お手玉回し
高齢者の場合は、お手玉を受ける手のひらは必ず膝の上に。
リーダーは全体の様子を見ながら、「代えて」を入れる。
溜まるのが面白いので、できれば参加者が溜まったときにストップをかける。
沢山溜まった人はお金持ち、ない人はやさしい人と言ってあげると笑いが起きる。
どじょうさんゲーム は皆さん大笑いでした。
福井さんから、このゲームは、両隣の人とコミュニケーションができるゲームですとのコメント。
リーダー体験は、次回にしていただきます。
最後に高林理事長から、「リーダーがゲームにおぼれてはいけません。参加者の方に笑って頂くのが目的です」と。
そうです。確かに楽しいのですが、自分がその中に入り込み過ぎては皆さんが見えなくなってしまい、気遣いも優しさのシャワーもどこかへいってしまうのですね。
今回は笑いいっぱいになるゲームで盛り上がりました。
次回は、机でする頭の体操です。(報告 山本)