明るく笑って楽しい1時間

11月10日月曜日 14時から15時まで
宝塚市 安倉デーサービスセンターで

約20人の参加者さんとともに楽しい1時間を過ごしました。
いつものように輪の真ん中に
「スリーA認知症予防脳トレゲーム Aあかるく A頭を使って Aあきらめない」
と書いた布を広げると
「認知症やって」と半笑いの顔で話す人がいたので
「今までお元気で年を重ねていらしたので、これからも今まで通りお元気で過ごしていただくために、認知症を予防するゲームです」と話してゲームを始めました。

でも、ゲーム終了後、担当の方から「認知症」という言葉に反応する人がいるので
デーサービスでは「認知症」という言葉を使わないでくださいと注意を受けました。
そうかあ、、、デーサービスでは認知症という言葉はタブーなんですね。知らなかったです。それにしても、今日は認知症予防ケアグループきららが1時間担当させていただくという事をご存じなかったのでしょうか? 先に注意を聞いていればまた違った対応もあったかな?等と思いました。
認知症と言う言葉を使ってはいけないとなると、今までと違った言葉かけを用意しないといけないなと考えてしまいました。リーダーの奥は深い。。。(%ショボ女%)

とはいえ、皆さんとても楽しそうだったのでまた来て欲しいと言っていただけたのでホッとしました。(%ニコ女%)

ゲームは後だしじゃんけんから
私と同じ手を出して「同じ!同じ!」とニコニコしている男性。
得意満面に「パー」とか答えを大きな声で言いながら手を出してくれる女性。
できていてもできていなくても気にする風でもなくワイワイとゲーム開始(%音符1%)

次は指体操
両手でいつも通り数えるのを3、4回した後、右手だけで親指を折って人差し指から数える練習。早速「あれ?」という声(%ショック男%)(%笑う女%)
何回か確認して両手にもトライ。案外皆さん悩まずに楽しんでくださいました。(%音符2%)

グーパー体操
指体操が難しかったからグーとパーだけになって皆さんホッとした表情。
ドングリコロコロの歌に「ひさしぶり!」と反応。
もう歌詞を忘れちゃったとか話しながら歌ってくださいました。
グーを前に出すのはやはり難しかったけどね。(%音符1%)

でんでん虫
グーとチョキを右手左手と交互にするのが難しい。
「暑くなって来た!」と言う声がかかりました。まだまだ手と腕しか動かしてないけど頭もポカポカ動いて来た証拠ですね。
ちゃんとできたかどうかちょっとモヤモヤしますがサラッと次へ!(%赤点%)(%赤点%)

グーチョキパー
ゆっくりゆっくり「グー・チョキ・パー」
これならできると皆さんホッとした頃スピードアップ!!(%バイク%)
もう笑うしかないね。先生はやあい!という声(%ニコ女%)(%ニコ男%)
上半身を使って「グー・チョキ・パー」
いい運動ですよね。ああ、疲れた!

お茶壺も忘れずにやってみました。

そしてリズム 2拍子と3拍子
2拍子は皆さんバッチリ!(%晴れ%)ちょっとスピードもアップしてやってみました。
3拍子になると膝を2回たたくので右と左が混乱する場面も。
よほどパチンパチンと一生懸命膝をたたいたようで
「膝が腫れ上がるうう」と苦笑いする人も。あらあら(%笑う女%)(%笑う男%)(%笑う女%)

いよいよお手玉回し
「お手玉や剣玉など昔遊びは頭にいいらしいね」とか
「昔は2つ3つ回したものよね」とか、おもちゃを渡された子どものようにいい笑顔!(%ハート%)(%ハート%)
でも何人かの方が上手くリズムに乗ってまわせなくて手助けをお願いする事になりました。単純に右回りで「お猿のかごや」を歌っただけで溜まる人や空っぽの人が出現。左回りはもっと滞り、「かえて」を入れるのはあきらめて玉入れをしました。

クライマックスはどじょうさん
積極的に「はい」を言ってくれると手を挙げてくれた彼女!
期待通りに大きな声で「5」と叫んでくれて大笑い。
よくある事だから、と励まして今度こそ!ともう一度トライ。
今度は「4 じゃなくて_ ハイ!」 愛嬌たっぷりでしたね。
有り難うございました。
もう一人男性にもトライしてもらって、彼はクールに決めてくださいました。
3度目の正直かな?

_大興奮の後、クールダウンに言葉集め
「あ」のつく言葉を探しました。さすがに「あくら」と地名を言ってくれた方がいましたね。
最後に、やはり一人一人お声を出していただきたいと思って感想を話していただきました。輪に加わってくださっていた担当者の方が「皆さんの笑顔がよかった」と仰ってくださって嬉しかったです。 (報告 天野)