先週からの続きの竹細工ブログ公開作品展です。
U字に曲げられた竹板に、鉄棒に見立てた2本の丈夫な糸が張られています。そして、その糸に竹細工の体操選手がぶら下がっています。
U字に曲げられた竹板を片手で握って糸を弛ませます。次に竹板を一瞬にして握りから開放すると、竹本来のしなりであるバネの力によって瞬間的に元のU字に戻ります。
つまり、2本の糸がピンと張られた状態になるのですが、この時に人形がまるで体操選手のような見事な鉄棒運動をするのです。
それは前転でしょうか、逆上がりでしょうか、それともその時々にどちらか一方の運動をするのでしょうか?
間違ってもこの人形は、上段糸から下段糸への開脚二段跳びはしませんのであしからず。