トマトの挿し芽栽培実験中

4月末にホームセンターで購入した2株のトマトが、小さな実を二つ付けてくれました。

今はまだプチトマト程の大きさですが、まだまだ大きく成長するはずです。トマト栽培は今年が初挑戦なのですが、収穫を期待しながらも株を増やす実験をしているところです。

家庭菜園は収穫と出荷を目的としたプロの農業とは違いますので、我が家では澄んだ空気と土いじりによる「癒し」、作物の成長・収穫の「喜びと感動」、完全無農薬・有機栽培による「安心・安全」、栽培の「創意工夫」の4つをモットーとしています。

トマト栽培を始めるに当たって栽培方法をインターネットで調べてみました・・・
「トマトは主枝と葉の間から出てきたわき芽を摘み取ります。トマトは成長とともに、わき芽がどんどん出てきて伸びていきます。これを放っておくと、わき芽にも花がついてたくさん収穫できるような錯覚を起こしますが、実際は栄養分が十分に行き渡らなくなって実がつきにくくなりますから、わき芽は常に摘み取ります。」と解説されていました。

そこで「創意工夫」の「摘み取ったわき芽の挿し芽栽培」実験を始めることにしたのです。(写真下は育苗ポットで挿し芽栽培中の様子で、1週間から10日で根付きます。)それはトマト本体(1本仕立て)を育てながらも「芽かき苗株」を増やし、増やした苗の着果(実を結ぶこと)がどこまで可能かという実験です。

トマトの苗は現在、最初に購入した2株から指し芽の6株が根付き、8株に増えています。しかし、挿し芽苗の成長は本体に比べると1月以上遅れた状態ですので、今後の成長具合と着果率を見守る必要があります。

一方、指し芽栽培をするには、少なくともわき芽を10cm以上まで成長させないと指し芽の成功率が低いこと(その後の成長も含む)も判明。これにはわき芽を摘む時に、本体へのダメージを心配しましましたが、今のところ大丈夫です。今後の芽かきは小さいうちに摘み取りますので、後は果実の成長のみが楽しみです。