続・便利なフリーソフト

前回のフリーソフト「EASEUS Disk Copy」についての追記です。

このソフトはPCのハードディスク(以下HDD)が故障してから、その修理や交換のために使用するためのものではありません。HDDが正常な状態時にコピーし、予めクローンディスクを作成しておき、故障時に交換して使用するためのものです。

クローンディスクを作成しておくと、HDDの交換時に必要なリカバリ作業やメールの設定、その他にも様々なソフトやドライバーのインストールの手間が省けて便利です。HDDを交換したら、最初に再起動するだけで直ぐにPCは元通りに動きます。

リカバリディスクを紛失した場合や、システムの再インストールがHDD内のリカバリデータのみで行うPCには便利で重宝なソフトです。

ただし、クローンディスクを作成する場合、HDD全体をコピーするのですから相当な時間を要します。内蔵HDD同士で1GB/分程度(CPU=celeron D 3.0Ghz参考モデル)ですが、CPUが高性能な場合には3〜5GB/分程度とコピー速度がアップし、時間が短縮されることもあります。
クローンディスクの作成は、充分な時間がある時に行ってください。