大学院生の生活

先週の心理系「大学院入試」の続きです。

「臨床心理士」の資格を得るためには協会が指定する大学院に進学し、修士課程2年を終了しなければ受験資格を得られません。指定大学院には1種・2種と専門職大学院が全国に160校(2010年7月現在)あります。

心理系の大学院生(以下院生)の合格者数は、法科大学院やMBAコースに比べると数名程度と極端に少ないです。
一人の教授が指導する院生が1〜3人程度に限られているためです。従って院生のための教室は無く、指導教授の研究室がそれに当たり、ほぼマンツーマンの指導を受けることになります。外部から教授を訪ねてきた人には、一見して秘書と間違われることもあります。

国公立の大学院では研究者養成的な要素が高く、指導に於いても原著論文翻訳などで高い外国語力を要求されます。現役の大学生が院に進学した場合、比較的のんびりと過ごしてきた4年間の大学生活とはスタイルが一変します。

院入試についてはこれで終了です。

小難しい話の後にはリラクゼーションが必要です。人間行動科学研究会のブログをご覧いただいている方のためのミュージック・セラピーとしてネットから選曲しました。
下記のアドレスをコピーペーストして、ネットに貼り付けてYouTubeをご覧ください。YouTubeの音楽ビデオ画面に接続されます。
(直リンクは著作権の関係から削除しました。)
この音楽を聴いて心を癒し、希望と活力を生み出してください。
http://www.youtube.com/watch?v=cmuPJvr89Jw&playnext=1&list=PLF96AB30A5B48D2E5