写真上は11月4日に撮影した柚子です。

果実の色は薄い緑を所々に残して黄色が鮮やかです。

今年の気温は夏から秋を短期間で通り過ぎて冬になったため、本当はこの頃が採り頃だったようです。

中段の写真は今週8日の日曜日に収穫した柚子です。

薄い緑色は無くなって、鮮やかな黄色一色になってしまいました。

こうなると果汁も少なくなり、果実の重さも随分軽くなってしまいます。つまり、柚子の中身はスカスカの状態です。

写真下はその柚子を搾った果汁です。

搾り方はボールに入れた柚子を上から圧縮し、果実を丸ごと潰して果汁を取り出します。

さらに、今度は潰れた果実を布で包み茶巾搾りをして、皮を潰して香り成分を搾り取ったら終わりです。

果汁が多ければもう少し黄色くサラサラした液体なのですが、柚子の皮から出た油分で少々ドロドロしています。

しかし、柚子の香り成分は皮に多く含まれていますので、とってもいい香りがします。