初物なので僅か8本でしたが、竹の子掘りをしました。
掘った竹の子は“エグミ(醶味)”が発生する前に、その場で釜茹でして灰汁を抜きます。
大きな釜にたっぷりの糠と少量の鷹の爪(唐辛子)を入れ、強力な焚火で2時間ほど釜茹でします。
そして茹で上がった竹の子は30分ほど冷水に浸して灰汁抜きが完成です。
早速、持ち帰った竹の子で家内が「姫皮料理」を一品作ってくれました。
「姫皮」とは竹の子の先端10㎝ほどの部分から採れる皮で、白く柔らかい皮です。
1本の竹の子からは少量しか採れないことと、掘りたて新鮮な竹の子でなければならないため貴重な食材なのです。
私は「姫皮」に甘酢をかけただけのシンプルな酢の物として頂くのがお気に入りです。