花山椒の佃煮と木の芽味噌作り

上の写真は採取する直前の「花山椒」です。

「花山椒」を採取する時は花と一緒に新芽の山椒の葉も採取します。

そして家に持ち帰ってから花と葉を分けるのですが、これがコツコツと手作業で手間がかかり結構肩のこる仕事です。

分別が終わると山椒の花はさっと湯通しをして、白醤油と酒で煮込んで「花山椒の佃煮」を作りました。(写真中/湯通し)

白醤油を使うのは、花山椒のキレイな黄緑色と出汁の風合いを壊さないように調理するためです。

山椒の葉はすり鉢ですり潰し、料理酒と砂糖、それに白みそを加えて「木の芽味噌」を作ります。(写真下)

大量の山椒の葉をすり鉢ですり潰す作業も結構肩のこる仕事です。

昨年は少し楽をしようと電動ミキサーですり潰そうとしたのですが、葉だけだと空回りをするので酒と味噌を入れたら、今度は負荷が強すぎてモーターが焼け、ついには煙が出て故障をしてしまいました。

料理教室では木の芽が高価なためとキレイな緑色の彩りのため、ホウレンソウを混ぜて作ると言う話を聞きましたが、我が家は木の芽100%の「木の芽味噌」です。

キレイな緑色を保つためには、すり潰す際に少量の料理酒を使うと鮮やかな緑色が保たれます。