ユズの隔年結果

ユズの実がだいぶ膨らんできました。

・・・と言っても、今年は30〜40個しか実が生っていません。昨年の僅か十分の一以下の個数(結果)です。どうやら隔年結果性になってしまったようです。

隔年結果性とは成り年と不成り年が交互にやってくる性質で、成り年では多くの果実が結実する反面、翌年はわずかな果実しか結実しない不成り年になってしまい、またその翌年は成り年になるという性質です。

調べてみると、ユズは隔年結果性が強いので、毎年ある程度の果実を結実させるためには「摘果」が重要な管理作業だそうです。

4年ほど前ですが、ユズの香りと美味い果汁を採取するために、果実が黄色くなるまで完熟させようと年末まで「摘果」を延したことが起因しているようです。
何も知らなかったので、その後の「摘果」も毎年12月の中旬です。これでは「摘果」が遅いそうです。

写真は、たまたま着果率の高い枝を撮影したもので、他は残念ながら全く着果していません。