記録メディアの進化

朝日新聞3月10日の「be」11面、「フロッピー卒業の手引き」と言う特集記事が目に入りました。

記事の内容は・・・ワープロやパソコンで使われていたフロッピーディスク(FD)やフロッピードライブの製造・販売がほぼ終了したため、新たに入手することが困難になりつつあるそうです。そこで重要なFDデータは今のうちに、パソコンのハードディスク等に移し替えておいた方がイイですよと言う内容です。

事務所でも自宅でも5〜6年前からは使っていないような気がします。でも、探してみると50枚ほどのFDが出てきました。年賀状などの住所録や図案データなどが記録されています。

ワープロで使っていた一部FDデータは読み込みできません。今さら高価なデータ変換ソフトを購入する気も無いので、ちょっとFDの中を覗いて見ることにしました。FDを解体すると写真の通りで、磁性体を塗布したプラスチックの円盤が入っただけのシンプルな内容です。

私が最初にワープロを購入した時の記録メディアはカセットテープでした。カセットテープではデータを探し出し・呼び出すのが大変でした。FDが登場した時は画期的な発明だと驚いたのですが、その後はCDやDVD、それにハードディスク等の登場で役割を終えたようです。