春に芽吹いた野草

畑仕事の合間に、今の時期に芽吹いたばかりの野草を写真に撮ってみました。

ここの蕗は人の手で管理されたものではなく、古くからこの場所に自生しています。
周辺の草の成長と共に蕗も葉柄を伸ばして上へ上へと成長します。その長く伸びた葉柄が食用になっているのです。
因みに蕗の茎は地上には伸びず、地中で地下茎となって根のように横に伸びています。

三つ葉も古くから畑周辺の広範囲に自生しています。
スーパーなどで売られている水耕栽培と違って、土で育った三つ葉は赤紫色の茎で多少は固いですが灰汁と香りが強く、グルメ派には絶品の食材です。

鬼百合は「ムカゴ」が落ちて自生範囲を徐々に拡大しつつあります。ムカゴは発芽をすると地下では球根になるため、茎を刈取られても球根は成長を続け、翌年にはまた新芽を出すのです。

ギボウシは今の時期の包葉も美しく、また7月には美しい花も咲かせてくれます。