菜園支援担当者から、「5年生が自分達が育てたお米で調理実習するので、お手伝いに行きましょうか」と連絡ありました。筆者は5年2組の取材に学校にお邪魔しましたが、メンバー3人が、交代で1時間目から6時間目まで3クラスの実習を見守りました。
メニューは、バケツや田圃で育てたお米を使ったおむすびと5種類の野菜たっぷりのお味噌汁でした。
写真→お味噌汁の具 先生が切り方の説明をされました。右から大根・ネギ・大根葉と小松菜・金時人参・さつまいも
写真→味噌汁の出しは、煮干です。子どもたち、頭とはらわたを丁寧に取って水の中に浸けていきます。ガスにかけて、しばらくすると教室中に煮干の出しの香りが満ちていいにおいでした。
写真→一生懸命、大根の皮をむいています。右手の親指が使えるとうまくいくのですけどね。頑張れ!見ている子どもたちも力が入っていました。
写真→子どもたちに、さりげなくアドバイスするメンバー。
写真→おいしく炊けたかな。バケツ稲のお米と田圃のお米と炊飯器を分けておられました。違いがあったのかしら。栄養教員の先生は1時間目から6時間目まで、3クラスずっと指導されていました。(お疲れ様でした)
自分の育てたお米は思い入れがあるからでしょうか、初めのクラス一組の子ども達は、おにぎりにしないで、そのまま食べたそうですが、「ご飯が甘い!」と子どもたちが言ったそうです。(食通みたい・・)10時過ぎの食事タイムにかかわらず、お代わり続出で、先生もびっくり。
ご飯を炊くのと、お味噌汁は、毎日の料理の基本です。
馴れた手つきの子や、段取りよく片付けをしている子。ちょっと包丁が苦手な子。でも、どの子も笑顔で、取材している筆者も楽しかったです。
自分たちで育てたお米を炊いてみんなで食べる。こんな貴重な経験はきっと大人になっても、忘れないと思います。ちなみに、今日お味噌汁で使用された野菜は菜園担当者の畑で出来た野菜を提供したもので、味噌・煮干しを除くと豊中産米、豊中産野菜で地産地消100%です(%王冠%)