当法人の属するNPO法人とよなか市民環境会議アジェンダ21主催の環境展が10日11日豊中市民会館で開催されました。10日の金曜日は、学校菜園支援で出前講座などでかかわりのある学校から多数の子どもたちが来てくれました。

9日(木曜日)の給食センターから食べ残しの一部(パン)をたい肥化機械に入れず運びこみ、ミニ田んぼで取れた稲穂と展示しました。

その横で、籾米を白米にする籾すり機の実演などを行いました。初めて、籾米を手にする子どもたちもいたようです。残ったパン(写真)をみて、特に年配の方は「えっーもったいない〜」の言葉を発しておられました。子どもたちに家に持って帰られせなさいとか、パン粉に出来るとか、喫茶店で売りたい?とか・・。
でも、保護者の方の費用で材料を購入しているのですから、まずは、子どもたちが、あと少し食べてもらえるようになるといいのですが。何せ、児童数2万人以上ですからね。

パンも食べてもらいたいですが、田んぼづくりは、子ども達にお米や稲作に関心を持ってもらい、もっとご飯をしっかり食べて大きくなってもらいたい気持ちから始まったのです

写真→ 食パン400kg 食べ残し分。左のほうに見えるのが籾すり機です。

花と緑のネットワークがかかわっている豊中市立本町保育所のコーナーがありました。
豊中市の保育所は、先駆けて食育や食の循環にとても熱心に取り組まれています。

たい肥化のお手伝いをさせてもらっている担当者のことを掲載いただいていました。
他の市でもこうした取り組みが広がればいいのですが。