バケツや小さい花壇などを活用して、子ども達と米作りをする食育活動が校区に田んぼなどがない都会の小学校などで行われています。豊中でも、学校菜園支援でお付き合いのある14校のうち、お米作りに挑戦されているところもありますよ。

あたりまえですが、米作りって色々な工程があります。(筆者もホントに恥ずかしく、何年生きてきたんかと思うほど知らないことばかりでした。)田植えをしてスズメや害虫から守って、水の管理をして、やっとこさ 稲刈りまでこぎつけても、それでおわりではありません。そこからの作業も手作業では大変です。
籾を稲からはずし、もみ殻をとって・・と食卓にのる白いご飯までになるのは、大変時間がかかります。(昔の農具をみれば、すごい苦労と工夫の結晶

ゆっくりたっぷり時間があるなら、すり鉢や、一升瓶をつかって、ワイワイと根気よくすればいいのですが、学校も子どもたちも忙しくなかなか時間が取れないですよね。

写真→ 玄米(左)ともみ殻(右)

学校の米作りや野菜作りのアドバイスをしている担当者は、今頃でも籾すりの依頼や相談があるそうです。ご苦労さまです。

担当者は「学校で米作りに取り組んでもらうと、その経験は子どもたちにとってかけがいのないものになる。しんどいけど、子どもたちのために学校を応援したい」と言ってました。

写真→学校で出来た2kg300gのもち米だそうです。籾すり機にかけました