日々新たな勉強です。活動が社会に役立つのか

高邁な理屈を言うつもりはありません。

NPOや市民の活動は、自分たちの思いや願いあるいは抱いたミッションを達成することで、組織や活動を作り始めたことに対する満足感があるはずです。したがって、ある一点にとどまって決められた活動をしていることでいいのかもしれません。

しかし、実際にやってみると、いろいろなニーズがあることにきずき、また、一つのことが
他へ広がることを悟り、そしてそれを試みたくなります。市民活動が絶えず次への歩みを模索するのはこのことなのです。

 今回、当NPOはこれまで想像(いいことであるが可能性を自己否定)しなかった取り組みに挑戦しています。①若者による農業分野チャレンジ事業 ②就業ボランティア体験事業 です。この事業は、普通は会員で活動することから飛躍して、人を雇用したり、作業支援者と一緒に活動する仕組みです。

 気心や付き合いのない人々と連携して始めることですから戸惑いもありますが、何よりも、いろいろな人や年齢差を越えて協働できるシステムのもたらす効果に驚いています。

 本日午後、この二つの事業に関して関係する市部局の関係者と現在における事業の点検を行いました。この結果、来る側も意欲や思いが変化し、当NPOも変わっていくことを実感できることが確認できました。

 心配を越えて新しい事業へのさらなる意気込みが芽生えた小1時間でした。