食育というと、「食」に育が入っているので、対象が子ども達という
イメージがありますが、人間おぎゃーと産まれて、おっぱいしか
口に出来ない時から徐々におも湯から離乳食それから食べられる
ものが増えて、最終命が亡くなるまでが食育だそうです。
日本では、好き嫌いなく、色々な物を偏りなくバランスよく
食べようというように言われていますが、地球上では、
自然災害や内戦などで食べ物の選択の余地もなく、食糧不足に陥
っている国もあることを思うと、日本人は「食」を見つめ直す必要がありますね。
筆者は、アジェンダ21で農体験などの食育ボランティア団体として
この協議会に出席しています。
豊中市の食育推進計画の骨子を下記に掲載しています。日頃じっくり読む機会がなかなかありませんが、一度ご覧ください。
本市の食育推進計画においては妊娠期、幼年期、少年期、青年期、壮年期、中年期、高年期の各期の特性に着目し、「食べることは、人の生き方そのものである」という視点から、健全な食生活を実践することや、食の楽しさを実感すること、また食文化を伝えることや、地産地消に取り組むこと、さらに食べ物に対する感謝の心を育てたり、環境との調和を図ることや食品の安全性の情報を得ること、そしてお口の健康を維持増進することにより、食育を推進し健康で心豊かな生活の実現をめざします。
また、計画の推進にあたっては、保健、教育、保育、環境、生産、流通など広範な分野の連携で総合的かつ効果的な食育に取り組みます。
(%赤点%)国では平成17 年(2005 年)7 月に「食育基本法」を施行し、食育を国民運動として推進しており、平成18 年(2006 年)3 月には、「食育推進基本計画」が策定されました。
(%赤点%)また、大阪府においては、府民一人ひとりが心身の健康を増進する健全な食生活を実践するためには、府民運動として「食育」を推進することが必要であるとして、平成19 年(2007 年)3 月に「大阪府食育推進計画」を策定しました。
(%赤点%)豊中市においても、「健康とよなか21」などを策定し、市民の食生活・栄養摂取の向上をはじめとする心身の健康づくりや「食」を支える口腔の健康づくりを進めています。今後さらに、市民一人ひとりが生涯を通じて、健康で心豊かな生活ができるように「市民自らが食に関する正しい知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる」ための食育の推進をめざして「豊中市食育推進計画」を策定することとなりました。
○脂質の過剰摂取や野菜の摂取不足などの栄養の偏り
○朝食の欠食をはじめとする不規則な食事
○肥満の増加や若い世代を中心とした過度の痩身志向
○生活習慣病の増加
○食に対する意識、食への感謝の念や理解の薄れ
○毎日の「食」の大切さに対する意識の希薄化
○「 孤食」の存在(食を通じたコミュニケーションの減少)
○多彩な食文化の喪失
○食の安全・安心に対する消費者の関心の
写真→ 豊中市作成の食育ハンドブックです。増刷もされて人気だそうですょ。