来年の目標は、タマネギ8トンを!地産地消。

豊中市役所会議室で7月15日(金)地産地消連絡会がありました。学校給食で地場産食材を使用してもらうための関係者が年に1回集まっています。豊中という人口39万の都市部では地産地消は簡単なことではありません。
 2007年の10月から農業経営者協議会研究部会のメンバー27人が玉葱を6月一斉に出荷して下さっています。

 2005年から当法人のメンバーがとよっぴーを使用した青ネギを初めて出荷、2006年から農業経営者協議会会長の故橋本忠雄さんがお米を出荷していただいたことから豊中でも地産地消の流れがささやかでも始まったのです。(豊中産米が給食に出るのは、豊中の米飯給食の歴史で初だそうです。全量ではありませんけどね)

本日の連絡会では、6月の玉葱納入の経過報告と給食会からは農業者やJAへのお礼の言葉がありました。今年は7トン弱が納入されたそうです。
2万人以上の児童数の学校給食では色々な料理に使用できる玉葱は、一日1トンは使用する定番の野菜だそうです。皮むき機械に投入して皮をむくため、L寸またはM寸に限定希望されているとのこと。
同一調理での大量センター方式では、地産地消もハードルが高いですし野菜の地産地消割合ははわずか数%ですが、給食会からは地場産エンドウ豆と玉ねぎ以外にも野菜の種類が増えることを切に希望されていました。
地産地消に関しては、行政も可能な限り柔軟に対応していただき、市内農家もJAも汗をだし、当法人も玉ねぎ栽培のための農家へのとよっぴー配布には袋詰めの労力協力し、保育課は、各保育所に厨房を持つため、規格外のMサイズ以下の玉ねぎを購入するなど、みんなで連携しています。

最後に司会の農業委員会からは、「来年は8トンを目標にみなさん!宜しくお願いしますね!」と締めくくられてなごやかに会議が終了しました。