作物栽培の原点を学びました!

本日は、午後から「都市で学ぶ農楽講座(第7講)」を開きました。講座名は「病害虫と防除」(有機栽培での効果的対策とは)でした。
 講師の先生からは、時間を越えてたっぷり丁寧に、農薬の諸問題から危険性までお話をいただいたうえで、有機栽培での病害虫対策についてきめ細かな説明がされました。
 
 現在、「土」を使わない農業の進出や企業化の傾向があることに対する疑問を投げかけ、持続可能な農業として有機農業の重要性を指摘しました。そして有機栽培に取り組む前提に「農薬の種類や形状、危険性」などを知っておくことを示し、有機栽培の大切さを切実に訴える講義となりました。

 とくに、有機栽培での病害虫の防除策は、「健康で丈夫な作物を作る」ことを原則に
害虫防除の対策など、実際の害虫による作物被害の写真を提示しながら説明は細かくなされました。

 本シリーズの講座は、有機栽培を基本にしていますが、農薬や化学肥料の是非を学ぶことも重要であり、原点に戻って有機栽培のあり方を真剣に考える機会となりました。

<受講者の感想は月曜日に改めて追加記述します。>