昨日、11月の定例会を兼ねて三重県伊賀市にある「農事組合法人伊賀の里もくもく手づくりファーム」の視察に23人で行きました。
毎年、「とよっぴー祭り」の後、年内の行動確認も含め堆肥化施設や食と農の勉強のため、先進的な取り組み先に出向いています。
今回は、1983年に志を共有する仲間16人で立ち上げ、現在では47億の年商をあげる同法人のファームを訪ねたものです。
現地では、松永理事から理念やコンセプト、事業内容とその事業に対する考え方の説明を受け、手作り工房などがあるファームを見学しました。とくに、説明では、自己完結型を基本にして、生産からものづくり、販売、サービス(農業公園・レストラン・宿泊)、教育(食育学習・貸し農園)まで、常に農業と向かい合いながら「農業の新しい価値の創造」に挑戦している実態が明快に話をされ感心しました。
その後、メンバーで現地手作りバイキング料理をいただき、ビール工房やソーセージ工房を見て回り、ミニブタショーを見るなどして後にしました。
堆肥化を同施設は行っているそうですが、それを見ることはできないものの、7つのテーゼを原点にすべてが手づくりに彩られた事業を知ることができた見学会でした。