9月に豊中市緑と食品のリサイクルプラザに農体験に来てくれた豊島西小学校の4年生の子どもたちが11月29日収穫に来てくれました。
NPOのボランティアメンバーも早くからスタンバイ。先週の予報では、天候が思わしくないとのことで、心配しましたが、当日は、寒くもなく暑くもなく絶好の収穫日和となりました。
2組ですので、交代に収穫とたい肥化講習と行いました。
4年生は教科でごみの話を学んでいて クリーンランドの見学も行ったそうです。
リサイクルは機械でしますが、たい肥化は、自然のいとなみ(山の落ち葉が、土の上に落ちて、微生物の働きで分解 発酵してなくなるような自然循環)と同様なので、家の生ごみでも 同じことができるのだということを担当者が実演しました。よくお話を聞いてくれたそうです。
発酵している材料を自分の車で運ぶので、匂いが消えないわ〜と苦笑していましたけどね。
大根とにんじんの収穫はというと、これまた大騒ぎでした。なかなか自分でどれを抜くのかを決められなかったり、片手だけで引っ張ったので、にんじんの葉っぱだけがとれて中身は土の中だったり・・。
大根も人参もスーパーでしか見たことない子どもさんが多いと思いますので、大きかったり短かったり、細かった太かったり・・色々なのにまず驚いてました。
大根は、ほとんど半分くらい土から出ていますので、大きさの予想ができますが、にんじんは収穫時期が早かったこともあり、細いものもあり、予想が難しかったようです。
種まきの時は、5・6人ずつしか畑に入ってもらえずスタッフも大勢動員をかけ時間的にも結構かかりましたが、自分たちが植えたという大根を収穫した今日の子どもたちの笑顔をみてスタッフもよかったなあと思いました。
最後に 大根の甘酢漬けの試食をしてもらいました。一人一つだったのですが、もっとほしそうで、うれしい悲鳴。校長先生は、「ご飯がほしくなる」といわれてました。
今年の農体験は、この事業が最後で無事終わりました。ほっ(%ハート%)
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大根は、おでんやサラダ、大根おろしなどなんでも利用できますが、簡単な甘酢漬けにも挑戦してみてください。
10センチくらい輪切りに切って、それをタテに半分か4つに切り、2・3日干してから 大きいボールなどに塩をふり重しをします。(2kgのペットボトルにも重し代わりにもなります。)
2・3日して水分が出たら水を捨て、甘酢漬け(本漬け)します。昆布やたかのつめ、ゆずの皮などをいれてお好みに。
小松菜なども、余ったら塩を振り重しをかけるだけで、簡単な青菜漬けになります。
漬物や発酵食品のことを知ると、冷蔵庫のない時代、野菜や肉が大量に収穫された時の保存方法としての先人の知恵に頭が下がります。