3月13日(木)、昨年5月から実施している農業講座の第22講を開講しました。今回は、園芸アドバイザーの服部和雄さんによる「サツマイモの上手な育て方」を学ぶものでした。
サツマイモは、①便秘を防ぎ、健康増進と美容効果 ②大腸がんを予防する食物繊維 ③ビフィズス菌を増やす ④サツマイモのおならは臭くない と冒頭に話をされ、その後、サツマイモの産地と品種について、サツマイモもジャガイモもアメリカ大陸が原産地。ただし、サツマイモは91%アジアで生産されていると語られ、具体的な育ち方を科学的な観点から詳しく講義をされました。
サツマイモには花の咲くのとないのがあり、その理由は、短日の植物で、日が短くなると花芽分化し、品種によっては日長の影響を受けるものとそうでないものがあるそうです。先生は、サツマイモを育てる方法として、①トンボ栽培 ②ツルで殖やす方法を説明し、イモが肥大するのは、サツマイモと肥料の関係、品種によって環境適応が違うなどを語り、身近なサツマイモの栽培について多くを語られ、有意義な講座となりました。