昨日、お昼から市内の小学校で出前講座を実施しました。当法人の行っている学校菜園支援と教室での「農と食の環境教育」の取り組みとして実施したものです。
当日は、当法人の活動担当メンバー2人が学校に出かけました。お話するのはいつも同校を訪ね、農業実習(昨年度はお米作りに挑戦)を支援しているメンバーで、内容は、鍬の使い方や、野菜に関するクイズ、さらには植物の話などです。麦わら帽子をかぶり、畑仕事の服装で、鍬を使うデモストレーションを行い、上手に耕すことで作物づくりができるお話を身振り手振りで行い、児童の興味を誘いました。
その後は野菜クイズを和やかに行い、そして植物の性質や特徴を説明するなど、農業の大切さを伝えたところです。
ところで、食事をする際「いただきます」というのが通例ですが、なぜでしょう。これは「命をいただく(生きるための食事)」ことから、お礼を込めるという、昔からの日本のよき伝統と言われています。
「食育」が叫ばれ、日本農業の将来が心配される現在、改めて幼いころから「農」や「食」の大切さを伝える役割を担った活動の大切さを痛感したところです。。