卒業生(小学校6年生)へ農業者からお祝いのメッセージ(記念授業)

先週6日(金)、市内の小学校で6年生へ贈る「記念講演」が当法人の学校菜園支援・環境教育の担当者によって開催されました。

担当者は希望された小学校で一緒に「お米作り」に挑戦し、収穫した後は教室で「農業や食」の出前授業を行っており、開催された小学校では児童との間でコミュニケーションが深まり、卒業を前に「締めくくりの農業のお話」をすることになったものです。

当日、担当者が教室に入ると一斉に歓声と拍手が起こり、この間の関係づくりが進んでいることに感心しました。

お話は、根性ダイコン、カボチャとオクラの関係、天王寺カブラと野沢菜の話などを中心に日本の自給率の問題などが、児童に答えを求めながら進められ、にぎやかな中にも熱のこもった授業となりました。

最後に、児童全員が感謝をこめて大きな声で「ありがとう」の大合唱でした。

市内14校を対象として田んぼやバケツでのお米作り、作物栽培支援などを経て、出前授業を行っています。今回のようなことは珍しく、子ども達の活き活きした対応に活動の意義を再確認したところです。