23日(木)はお馴染みの「作物づくりを楽しむ人のための農業講座」でした。今回は長年同じ作物を育てていると生じる連作障害を排除するための知恵や方法を学ぶとともに、どうしても付き合わなければならない「雑草」との関係をどのようにするかを教えていただきました。
この講座、プロをめざす方や家庭菜園に勤しむ方などを対象に行っています。講師は近畿大学農学部で非常勤講師や自らも作物を栽培しながらアグリビジネスクリニックを営む高橋太一郎さんです。
できるだけ農薬や化学肥料を避けることが大事、輪作などの工夫、太陽を利用した連作排除など具体的な事例を示されながらお話をされました。
質問ではお米づくりは毎年されているがなぜ、連作障害が生じないのかという(日頃疑問に感じていたこと)な質問もあり、講師からは水利用効果や収穫の後タマネギ栽培を行ったり、蓮華栽培などいろいろな工夫がされているのでという回答もありました。
次回は、育種・育苗とたい肥利用のためのたい肥作りです。