給食センターではニンジンは皮も活用?

野菜の皮は不足がちなビタミン効果やファイトケミカルの貴重な源だそうです。

昨年末に実施した「食育講演会」の際、講師の吉田さんが、最近の食習慣の問題点を、外食・中食・加工食品・冷凍食品・半調理食材は消毒殺菌を優先しており、ビタミンやミネラルが不足です。ミネラル類は海の産物が最高。陸では野菜が紫外線等の強烈な環境に耐えるため多くのビタミンやファイトケミカルがとくに、野菜の皮や芯のところに濃縮しているとお話されていました。

給食の食材に使用されるダイコンやニンジンなど皮の活用を奨励されていましたが、
聞くところによると、給食センターでは「七草粥」のニンジンは皮をむかずに早速利用されたとか。

児童の体温低下を予防し、体温を35℃以上を維持するにはビタミンやファイトケミカルが大事と吉田さんが強調されていたことを、ニンジンの皮の話で思い出しました。

長崎のある小学校では、全児童の給食の出汁には煮干しや昆布を利用し、旬の元気野菜を3種類以上、たっぷり皮や芯を捨てないで活用し、体温測定を続けてその効果を検証しているそうです。

豊中の給食の新たな視点、注目です。