阪急阪神 未来のゆめ・まち基金の助成団体報告会

6日(火)午後4時過ぎから阪神電鉄本社ビルで「阪急阪神ホールディング株式会社」が沿線の市民活動に資金助成を行っている基金の助成を受けた団体を対象にした活動報告会が行われました。

当法人も豊中市のたい肥化事業で製造される「とよっぴー」を活用した地域内資源循環の活動に対し助成を受けており、報告会に出席し約10分、活動全体の紹介を行いました。

以前の選考委員会採択時にも活動全体の内容を報告していますが、今回は組織の誕生から実験そしてたい肥化への過程とエピソードを交え、各活動の経年変化を示して報告を行いました。

今回の報告会は7団体が対象です。環境や次世代をキーワードにそれぞれ助成を受けた団体から貴重なお話がありました。

以前、行政が手を付けない日の当たらないような隙間(社会のひずみが凝縮されたような領域)のような分野に市民活動が広がっていることに衝撃と市民活動の幅の広さと
重要性を再認識した記憶がありますが、今回も子ども周辺で起きている課題に対し、力強く活動を進めている様子が伺え、良い勉強になりました。

環境活動分野の報告は少なかったですが、それ以上に社会問題に挑戦する市民活動の先見性・先駆性・持続性・影響性・波及性などについて勉強になりました。

異分野の活動への認識が希薄化しますが、どんなことでも切口があり、それをどう受け止め、どう活動に活かすのか、いろいろ学ぶことができた報告会でした。

阪急阪神の夢基金に感謝の声が報告者の皆さんからあり、市民活動のよき理解者・支援者として、これからも期待と、受けた助成金の有効活用を確認し帰途につきました。