実験堆肥を畑に散布し、ジャガイモの成育を検証へ

堆肥化施設での「とよっぴー」製造の副資材である剪定枝を細粒化して、従来の「とよっぴー」を 「ニューとよっぴー」(仮名)にすることが可能かどうかの実験をこの間続けてきました。

 幾つか課題もあり、完全に発酵するまで改善策を講じながら進めてきた結果、製品として確認できる状態になったことから、本日、ジャガイモを育てる予定の畑に約1.2トンを撒き、併せて土づくりを行いました。

 細菌検査や成分・重金属含有量検査など超えなければならない課題はありますが、まずは実際に作物を育てて、従来の物とどのような変化があるかを調べるための畑づくりでした。

<写真はヤードで実験していた堆肥と畑での鋤き込み>

「とよっぴー」農園長の感想としては、含まれる剪定枝が従前の物より随分細かく、
作業もやりやすいと、まず評価を受け、多分保水力も向上して土が良くなるのではとの
所感がありました。

細かいことにより作物の根の障害が排除されることも期待されます。導入されるのはまだまだ先の予定ですが、検証を経て実用化の最終判断がされる予定です。