昨日17日(水)、「とよっぴー」の袋詰め作業の合間に緑と食品リサイクルプラザ(堆肥化施設)の見学がありました。

近隣の吹田や茨木の方6人です。

折角の機会ですので、朝に投入した残渣類や粉砕残パンをそのままの状態で臨場感ある状況を見ていただきながら、システムの説明を行い、その後、事前にいただいた質問項目に基づきながら懇談を行いました。

市民活動を展開する人々ですので、質問は市と市民との協働の成立過程、堆肥化施設が誕生した背景や特徴、市民と行政の関係性の構築に必要な要素、堆肥化事業に対する評価等、多岐に及びました。

古くて今でも新しい課題である行政と市民の関係は、市民活動にとって重要な要素です。

見学の皆さん、堆肥化事業に至る過程の中で「市民提案」が実現した経緯に関心が一番お持ちでした。

1992年頃から1999年夏に掛けての経緯やその後の堆肥化実験のお話をしながら、市民と行政の協働の成立過程をお話しして今後の参考に資していただくことにしました。

単なる施設見学だけでなく、当法人の歩みをも含め、現在状況を再確認できる場となり、改めて語る場の必要性を痛感した対応でした。

こられた皆さんの今後の活躍を期待しています。

なお、良いことばかりでなく、NPO等市民活動の担い手をどのように確保するか、大きな課題が横たわっていることも提起したところです。

時間は11時を過ぎ、熱心な見学と交流でした。