どういう訳か (%涙%)筆者のパソコンから、ブログに入ることがうまくいかず、服部先生の
メールが遅くなりました。やっとアップです!
服部先生のコーヒータイム
「夏野菜の収穫のタイミングについて」
ナス
一個の重さが80〜100g程度とあまり大きくしないで収穫しないと、その後の花つきがが悪くなりますので、適当な大きさになればこまめに収穫しましょう。
日中の暑い時に収穫すると鮮度が早く落ちてしまいますので、収穫は朝か夕方の気温の低い時間帯におこないます。
トマト
トマトは少し青いうちに収穫しても「追熟」といって室内においておくと赤くなりますが、家庭菜園のトマトは樹できっちり完熟させてから収穫するようにしましょう。
といいますのも、青い実を室内で追熟させたトマトに比べて樹できっちり完熟させたトマトは、グルコース、クエン酸などトマトのおいしいエキス17成分が2倍以上にもなるといわれています。
家庭菜園で作ったトマトはおいしいといわれる由縁はここにあります。完熟させ、おいしいトマトの味を実感しましょう。
キュウリ
収穫最盛期には1個の重さが100〜130gの範囲で収穫しましょう。1週間に1度くらいしか農園に行かない私のような不精者がキュウリを作ればキュウリの「キュー」がなくなり、ウリみたいなキュウリになってしまいます。これは自慢になりません。
キュウリは毎日午前中の涼しいうちに収穫します。なお、最盛期には朝夕の2回収穫する必要があります。
収穫したキュウリは7〜10℃で保存すると日持ちします。
カボチャ
普通、私たちが作っている西洋カボチャは果梗部がコルク化してきて表面の色ツヤが消え、爪を立てても傷がつかない程固くなるまで待ちましょう。(日本カボチャは果面がやや褐色となり、白い粉をふきはじめた頃が収穫適期です)
なお、カボチャの若どりは糖やデンプンの含量が低く、食べてもおいしくありませんので、かえって収穫が遅れ気味のほうがよく、あわてて収穫しないようにしましょう。
エダマメ
莢の色が鮮明で豆粒が肥大して指でつまむと豆が飛び出す頃が適期です。
収穫の適期は1週間くらいですので、株際にまだ少し未熟な莢がある頃から順次収穫をはじめましょう。
エダマメは時間の経過とともに鮮度が落ちていきますので、朝に収穫してすぐに湯がいて保存します。
プレゼントする場合は実だけではなく、枝に莢がついたままのほうが鮮度を保つことができますので、枝ごとプレゼントしましょう。
スイートコーン
収穫が遅れると実がシワシワになっておいしくありません。収穫適期に気をつけてください。
雌穂の絹糸がこげ茶色になった頃に穂の皮を少しむいてみて、実の先端3〜5㎝くらいの粒が黄色くなっていたら収穫します。
必ず朝に収穫して、すぐに湯がいて保存します。
(まだまだ書きたい野菜がいっぱいありますが、字数の関係で、今回はここまで。)
摂津市庄屋2-1-52
服部 和雄・愛子
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