ハリーかあちゃんのFF便り 3

みなさんこんにちは。
さてハリーは「とんとん&てんてん」(以下とんてん)と仲良く暮らしていけるでしょうか?・・・とその前に。
私がFFを始める時に一番心配したのが「ハリーは子犬と仲良くできるのか???」いや!「こんなハリーがいてもFFをやらせてもらえるのか???」ということ。

なぜならハリーは他のわんこが大の苦手。
お散歩ですれ違うわんこ全てにガンつけてケンカ売ったかと思えば、風にはためく大売出しの幟にびびって後戻りをする始末。まさに社会化不足のスーパーモデル。
当時のハリーは体重37キロ。ガウガウモードに入ったら抑えるのが大変です。
そもそもしつけ教室に通い始めたのも、不良息子をなんとか更生させたい!
犬並みに青春を謳歌させたい!という母ごころ・・・
目標!ゴル飼いなら誰もが知ってる「川原亜矢子とソレイユ」的な図。
(イトーヨーカドーのCMに出ているよ♪)

そんなこんなで悪戦苦闘中のある日。しつけ教室の先生が「今日はみなさんにお願いがあります。PFLJが保護した子犬達の一時預かりをしていただける方はいませんか?皆さんのお家のわんちゃんの幸せを、不幸な子犬達にほんの少しだけ分けてあげてくれませんか?」とPFLJの活動についてお話されたんです。
かあちゃん心の中で「えっ!不幸な子犬?幸せを分ける?分けます!分けます!ど〜ぞ!ど〜ぞ!ほんの少しと言わずどんどん持ってっちゃって下さい!」と叫んでおりました。
隣でハリーが恨めしそうに「分けるほどねぇっつ〜の(−−;」みたいな・・・

早速先生に「わんこが苦手なハリーがいても大丈夫でしょうか?」と相談すると「ハリーくんなら大丈夫!大丈夫!ハリーくんにもきっといい影響があると思いますよ。」と言って下さいました。
何がどう大丈夫なのかわからないけど、まっいいか(^^;
楽天的なのが唯一取り柄のかあちゃんはやる気満々で家族会議を開催。満場一致で承認されたのでございます。
(家族に対する事実確認は御遠慮下さいまし・・・)

とまぁ前置きが長くなってしまいましたが、こんな感じで始まったものですからハリーの反応にかあちゃん心臓バクバクだったのです。
結果は・・・案の定やってくてました。近寄れば唸り、目に付けば追い掛け回す。
「先生・・・やっぱりだめみたいです。ハリーが・・・」と落ち込む私に先生はまたまた
「ハリーくんなら大丈夫!大丈夫!犬同士にまかせて見守っていたら一週間で落ち着きますよ。」といとも簡単におっしゃるではありませんか。
「いっ(@@)いっ(@@)いっしゅうかん(@@)」
その後、日ごとに子犬達も姉妹がタッグを組んで応戦するようになりかあちゃんハラハラしながら大好きな「ちぃたいむ」もパスして七日目。
さすが先生の読み通り。なんと写真のような光景が・・・かあちゃん泣きました。

みなさんもうお分かりでしょう?そうなんです。FFってこんな我が家でも出来ちゃったりするんです。みなさんの周りに、もし「幸せのおすそ分け」を待っているわんちゃん達がいたらどんな形でもかまいませんからほんの少しだけ幸せを分けてあげて下さいね(*^^*)
ゴメンナサイ。お約束した*ギモンその3「どんなことするの?」はまた次回になりました。