ハリーかあちゃんのFF便り 27 前編

みなさまこんにちは。梅雨空の合間をぬってお散歩に出掛けるとあちらこちらの庭先に紫陽花が咲いています。
その花の色のせいかな?なんとなく控えめでまるで「雨が続いてゴメンナサイ・・・」とでも言っているような気がするのは私だけでしょうか?

さて三年振りに乳母に変身したかあちゃんですが、その三年前のお話を少し・・・
2004年7月から8月にかけて預かった初代E胎の六匹姉妹はまだ生後三週。
「えっ?えっ?六匹?哺乳瓶でミルク?一日五回?刺激して排泄を促す?わっわっわたしがぁ〜(@@)」
と動揺するかあちゃんの前に現れた仔犬達はあまりにも小さくて弱々しく、まるで未知の生物でした。
「何か困ったことがあればいつでもご連絡下さいね。」と去って行くスタッフさん。
「あっ・・・いえ・・・あ〜〜〜〜もう困ってます・・・(><)」みたいな。
エクレア、エリス、エレナ、エミリー、エオウィン、イヴと名付けられた六匹はそんなかあちゃんの不安を知るはずもなく、お腹が空いたとぴぃぴぃ鳴くは、出したうんちの上に座り込むやらで・・・あれこれ考える間もなく世話に追われる日々が始まったのでした。

お腹が空くとかあちゃんの指や側にいる子の前足をチュパチュパ。
(この時はまだデジカメが無く携帯画像です。小さくてゴメンナサイ)

哺乳瓶でミルクなんて何年振り?次男に飲ませたのが十年以上も前だから段取り悪くて手間取ってばかり。おまけに上手に飲んでくれないから一匹ごとに時間がかかります。
準備して、順番に飲ませて、排泄させて、身体拭いて、片付けて・・・やれやれ一休み・・・「クゥ〜ン、クゥ〜ン、ぴぃぴぃぴぃ」・・・「えっ?もうミルク(@@)」と思いつつやっぱり可愛いですから「もうお腹ちゅいたの?はいはい待っててね〜♪」となるわけです。

でもね、すぐにそんなお気楽なこと言っていられなくなってしまいました・・・ミルクが上手に吸えないのは哺乳瓶に慣れていないだけではなかったようです。来た日の夜から次々と下痢が始まってしまいました・・・それもかなり激しい(><)幸い嘔吐はありません・・・かあちゃんはすぐにスタッフさんに連絡して朝一番で病院に連れて行くことにしました。その時の経験で「可愛いだけでは終わらない悲しい現実」があることを思い知らされたかあちゃんです・・・頑張れ六匹!頑張れかあちゃん!
この続きはまた次回にね。