「社会起業学科」の牧里教授(関西学院大学人間福祉学部)にお会いして

2月17日は「社会起業家フォーラムin大阪2009」に参加し、この日も多くのよき出会いに恵まれた。そんな中、先月の「日中社会起業家フォーラム」で閉会挨拶もしていただけ、今回大阪の福祉分野の「社会起業家フォーラム」実行委員長でもあられる関西学院大学人間福祉学部の牧里教授から、その後の懇親会にてもじっくりお話をいただけた。

最近は「報道ステーション」などテレビのメジャー番組にもどんどん社会起業家の特集が組まれだしているのは、リーマン・ショック以降、金融グローバル経済の負の局面(貧困や人権問題)是正に目が向けられ、そこで社会起業家の役割がクローズアップされてきたのかもしれない。

 それに先立ち、昨年4月から関学の人間福祉学部に「社会起業学科」が開講している。

(中略)

社会起業といえば「グラミン銀行」や「ビッグイシュー」などがすぐ思い起こされるが、(私たちがカフェしてても、そのことはあまり知らないが・・)スターバックスコーヒーではCSRとして、途上国の小規模生産者のコーヒー収穫に対してフェアートレードを行うだけでなく、生産者のコミュニティの生活水準の向上を目的に、その地域へのインフラ整備への投資も行っている。このようにCSRを自由な発想で担い、ビジネス手法で社会問題の解決を迫る企業市民リーダーの育成も関学「社会起業学科」の使命だという。

(中略)

当日「社会起業家フォーラムin大阪2009」には100数十人の方々が集まられ、その中に大阪府下の市町村首長さんたちも多数見えられていたようだ。大阪府の「地域福祉支援計画」で社会起業家支援もはっきりと織り込まれており、基礎自治体の地域政策にて地元の社会起業家を上手に活用し、世界恐慌など激変する経済環境の中で新たな福祉政策への転換を強く示唆するフォーラムだったとの印象だ。

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