以前《社会起業家フォーラムin2009》に参加したとき、大阪府羽曳野市で活躍するNPO「羽曳が丘E&L」(Ecology&Life)の西田理事と出会い、衝撃を受けました。
な・な・なんと!自治会がNPO法人を立ち上げたのだ!!(おそらく全国初)
清楚な住宅地である羽曳が丘は、昭和39年住宅開発時にデベロッパー側と効率よく協議するため、町会連合会を組織しました。(現在は16町会、人口1万人、4,000戸、町会加入率100%⇒羽曳が丘全戸へ情報発信)
昭和52年〜平成15年の期間は住民がボランテイア活動で汗を流す「地域拠点作り」の時代(羽曳が丘グランド・羽曳が丘・トンボ池・ビオトープetc)
平成16年、環境分野と高齢者福祉分野の地域メンバー、町会連合会と複数の地域団体が合流してNPO法人を設立!
(「青年の森をつくる会」「ふれあいの郷を考える会」「羽曳が丘まちづくりの会」)
この間、町会連合組織の強みを生かし、羽曳が丘全戸対象のアンケート調査実施に基づき大阪府にも提案活動!(→ハード・ソフト面におけるまちの総合施策を実施協力・継続)
現在8つの複合事業を実施!
*環境保全活動(ビオトープ整備など)
*資源リサイクル(アルミ缶回収)
*地域交流出店
*惣菜調理宅配
*高齢者交流サロン
*出前映画サロン・出前教室・アート教室
*集会所管理・葬儀
*印刷事業
1万人のまちのこれらコミュニティ事業を1つのNPOが一手に引き受けてるのだ!
これら収支にばらつき(黒字・赤字)あるものの、地域のニーズを汲み取り、全体で持続可能になるように収支バランスを取ってる。