新ひょうご子ども未来プラン推進協議会

11月10日、兵庫県公館にて、標記協議会が開催された。委員の末席を穢している小生も出席し、真剣な話し合いに加わった。金沢副知事・清原理事・少子対策課長・児童課長・こども局長からいろいろな意見と未来プランに関する説明が述べられた。

 ボクは、先月末桐生市で起こった「いじめ自殺」について意見を述べさせてもらった。出生率の向上に躍起になっているけど「子どもたちを死なせない」対策も必要だと、息苦しい学校の制度をもっと改革しないと、学校から子どもの自殺はなくならないとお歴々の前で語った。「いじめられてる子は、安心して学校を休める制度を」「大人の有給休暇のように、公認の休暇をいただきたい。」「不登校の子どもたちは、遠慮がちに休んでいます。自分がいじめられて休んでいるのに、なぜ遠慮しなければならないのですか」「学校を休むのは、ずる休みではない、勇気ある選択だと思う。」と

 そして亡くなった女の子のお母さんは、フィリピン人だった。ボクはこれまで6〜7回、フィリピンのバギオという農村にホームステイさせてもらっているが、いつもボクらをあたたかく迎えてくれる心やさしい国の子どもを、日本の生徒が「くさい」といじめ、のけものにしたのだ。悲しすぎる。子どものいじめ自殺を語れば、つきることがない。たくさんの委員が語る場であり、ボクは話半分で打ち切った。

 そして、その翌日、長田区神楽町で、中2の女子が自殺した。自殺の連鎖が始まったのだろうか?4年前の11月〜12月にかけて自殺の連鎖が起こった。この時も思った。
学校さえ休めたら、休んでいたら、死ななくてもすんだのにと。フリースクールの子どもたちが話していた。「休めばいいのに、みんなに遠慮したんやね。」と。