神戸フリースクールの中学3年生3人が、そのまま「神戸自由学院」に入学する。
あらためて「はい、こんにちは。」と言ったとたんお互い爆笑!これまで毎日見て長所も短所も知り尽くしているはずの生徒を前にして、入学のための「面接」を実施した。不登校になったいきさつ・学校との関係・神戸自由学院への志望動機・健康状態など、「そんなこと聞かなくても知ってるやん」と生徒につっこまれながら、予定していた30分を長く感じた面接でした。でも、生徒は、心に残るような言葉をボクら大人にくれました。
ボクが、「不登校を後悔していませんか?」と質問したのに対して、女子生徒は、「私は、不登校を後悔するどころか、むしろラッキー、おかげでたくさんの人に出会えたから。」と答えてくれました。
男子生徒に、「フリースクールのいいところは、どこですか?」とたずねると、「安心して来られて、落ち着ける所」だと語ってくれました。さらにもう一人の女子生徒は、「2年近く自宅にこもって不登校だったときは、学校に行かないことへの負い目があったけど、フリースクールに来て自由になった。」と笑顔で話してくれました。子どもたちのサービス精神だとわかっていても、いままでの苦労が一瞬にして報われた瞬間でした。