インドネシアのジャワ島中部地震の災害救援活動にめざましい活躍をしたというSahanaに注目した「ひょうごんテック」のメンバーが、日本語化プロジェクトを立ち上げ、開発を進めていた矢先に東日本の大地震が起こりました。万全の準備が整う前に、この大災害が起こってしまったと、担当者はくやしがっています。しかし、情報の交錯する現時点では、まだまだSahanaの活躍余地があるようで、日本語版づくりに懸命です。
今日は、神戸市産業振興センターで、災害時の救援情報共有システムSahanaの現状と今後についての説明会がありました。たいへんな作業にメンバーたちが取り組み、今後の大災害に備えようという気持ちが、600人近いIT関係者やNPOの人、学生に伝わったカンファレンスでした。どうか急いで、日本の災害に応用できるツールとして完成することを祈念しています。