中高生の授業「フクシマを考える」 オレゴンライブから

原発がなぜ存在するのか
 火力には石炭や石油が必要なのに、日本は資源の少ない国
 水力や風力、太陽熱はまだはじまったばかり
 だから、原発にたよるんだと 教えられてきた

 地震と津波に破壊された福島原発は、これからどうなるのか
 汚染が広がり、日本中が危険な状況にならないのか

 原発54基が日本に必要なのか
 脱原発でやっていけるのか
 

 なにがどう危険なのか
 ツイッターでは、福島の子どもたちが頭痛やだるさを訴えて
 風邪なのか、原発の影響ではないのか親が心配している
 
 情報が遅れたり、無理に遅らせたり
 マスコミも政府も信用できないとしたら
 なにが事実で、なにを信用すればいいのか

 中高生とスタッフが2時間にわたって
 情報の交換をおこなった、リアルな歴史の授業

 もし関西に近い「もんじゅ」が事故になったらどうする?
 まず、その日の風向きをネットなどで調べよう
 すぐにマスク(2枚重ねで水にぬらすといい)を着用して
 肌をさらさないで、情報をできるだけ正確につかんで
 風評に流されない・・・実はこれが難しい

 もういちど「オレゴン・ライブ・フクシマ」をみんなでのぞいた
 なまなましい「フクシマ」の映像が何枚も何枚も・・・
 子どもたちから「ひどい」という声があがり
 大人たちからは「ああ〜」というためいきがもれた。