ゆく秋の淡路の里、倭文(しとおり)の稲刈り (完了)

雲が秋の空にうっすらのびて、本日は晴天なり。 
 先週は台風で、中止になってしまった稲刈りですが、今日は絶好の稲刈り日和

 2台のレンタカーは満員19名の参加者があり、いつも通り淡路大橋を通過して
 倭文(しとおり)の里へ、

 若い者が少ない地域に、黄色い声がこだまするので、近隣のお年寄りが出て
 こられて、めずらしそうにいろいろ語りかけてくださいました。こういうところから
 地元住民との交流がはじまるように感じられました。

 過疎で高齢者の農村では、ほとんど機械化され、いまごろ手で田植えし、手で刈り
 馬に天日干しするなんて作業は、このあたりでは見られなくなった光景だけに
 なつかしそうにいつまでも見つめておられた近隣のお年寄りの笑顔が印象的でした。

 稲は、手植えの方が、実の数も多く、1畝あたりの収穫量が20%アップだと聞かされ 驚いたり喜んだりして、どろんこになった稲刈り作業を終了しました。

 数日前の雨で田んぼの中はじゅるじゅるでしたが、だれも転ぶ人はなく、竹の馬に
 いっぱい刈り取った稲をのせて、無事神戸に もどってきました。