明日、「ひきこもりを話す親の会」 ですよ!

10年以上ひきこもる息子さんのいるお母さんや、10年近くほとんど家から出ない子の親御さんも来られています。3・11東日本の震災があっても、それほど変化はなかったみたいです。むかし、10年近くこもっていた小林青年(映画になりました)と対談したとき、もし地震でもきたら、家から出るかもと考えていたと話していましたが、東日本の被害は対岸の火事としか感じないのでしょうか。カラダが動かないだけでなく、心が動かないのでしょうか。よほど受けたキズは大きいのですね。
 ある当事者は「さっさと障害者手帳をもらったほうがいいですよ、親も安心するし」と言ってましたが、そうでしょうか?
 ある大学病院の思春期外来の先生が「最近は発達障害の診察の多くが、認定のための診察だ、やむおえないことだと思うが、すこしフクザツな気分になる」とつぶやかれてました。当然の権利とみるのか、そしてそこで落ちつくのか、ぼくらにはわからない。
 ひきこもりをしている多くが男性だというのはどういうことでしょう。男は社会に出て、金を稼ぐのが役割だという考えが強い人なのでしょうか?男性の主夫でもいいとは思わないのでしょうか?ひきこもる青年の事情・考え・プロセスはすべてちがうはずです。しかし我々は関係の中で生かされてるんだけど、今はその関係の糸が切れていたり、もともとつながりが弱いから、いのちが関係の中で育ち、成長していくことがわからないで、ひきこもりを続けているのでしょうか。
 たとえ支援しても、またぞろ自宅にひきこもるケースが多く、この社会を否定的にとらえているのでしょうか?生きづらい社会です。たしかにストレスが多く、平和にくらすことの困難を感じるのは、ひきこもりの青年だけではないと思います。
 さて、なにゆえのひきこもりでしょうか。当事者のみなさんが、もう少し語ってくれたほうが、理解が早いと思うのですが・・・・・・・・・