ぬるま湯につかる役人は去る時代が来ている!

リストラのない安全コースを保障された役人が、リストラや給与カットにびくびくしながらおそくまで働く中小企業の職人や工員さんより高給でいいはずがない。それではまるで悪代官の時代と同じじゃないですか。県や市職員の給与を点検すべきだと思います。行政がNPOなどと本気で協働しようと思うのであれば、まず自分の足元をみつめるがいい、そんな親方日の丸のノンキ役人がほとんど無償でボランティアしているNPOのスタッフにアドバイスなんてできるわけがないのです。

 ばかげるほど教師の給与が高すぎる。むかし「でもしか先生」といわれていたとき、教師になるのは変人かよほど学問と子どもがすきな人だろうと思われた。それでいいのだ。教師こそ清貧の手本となるべきで、いま貧しい子どもたちの気持ちによりそえる教師が日本のどこにいるのですか?

 兵庫県や神戸市役所の職員はどうですか?競争に勝ち抜いて、やっとつかんだ安全コース、もう安泰ですか?それでほんとうにいいのですか?

 ボクは考えます。役人は市民の公僕ですから、ボーナスはいらないでしょう。正月に数万円のもち代をありがたく受け取る零細企業の工員たちの相談に乗る役人は、あまりにも自分が恵まれていて、恥ずかしくなるでしょう。

 校長先生にも言いたい。長いあいだ税金から高給をいただき、さらに退職金は必要ですか?市内の零細企業全部が退職金を出せる時代になるまで、退職金はいただかない覚悟が必要ではありませんか。清貧の模範が校長でしたね。退職前になって、退職金と天下り先の話題ばかりしていた知人がいました。失格ですね。校長に退職金は不要です。残りの人生は子どもたちのために全力でボランティアをしてください。そうなれば社会は変わります。学校も変わります。