完成間近! 「デザイン・クリエイティブセンターKOBE」仮称

神戸のど真ん中、もと生糸検査所であった洋館が、リニューアルして「デザイン都市・神戸」のシンボルとしてオープンするようである。

 まだ指定管理者は決まっていないらしく、はっきりした使用方法などは今後いろいろなクリエーターの意見などを参考にしつつ動いていくという現状のようである。幅広い意味でデザインというものが文化や身近な暮らしの中に取り入れられて、特色ある神戸文化をさらに豊かなものにしていこうというねらいがあるようだ。

 まだ工事中の建物の中に足を踏み入れると、100年近い歴史をもつ頑丈な造りの洋館は、まるでやさしくわれわれを包み込むように迎えてくれ、心がしずまり、なつかしい少年時代を思い出させてくれるような、とても味のある空間でした。この空間にいろいろな思いをもった老若男女が集まって、多様な時代にふさわしい自由で多彩な活動が展開されたらいいだろうなと感じたしだいです。