中国が社会主義計画経済から請負制度に変わった1978年から中国が市場経済を投入した。図は1978年から2005までのGDPの成長を指数化した。また、1978年から2005まで全国の丸太消費額を指数化して、両方を比較した。

1978年を100とすれば2005年のGDPが1200になり、GDPが27年間に12倍になった。だが、同じ27年間に丸太消費指数が100から150になり、1.5倍しか増えなかった。長期的に中国の丸太の消費が増え続けているもの、GDPの成長に比べるとわずかであり、GDPに対する丸太消費の弾力性が小さいである。

だが、中国の木材消費に薪炭材が含まれてないし、農村地域に不法伐採がひどくて、中国の木材消費量の半分が薪炭材で、それのほとんどが不法伐採である。内陸の貧しい地域ほど不法伐採がひどく、それによる砂漠化が進み、砂漠化の被害により農作物の収穫が落ちるという悪循環になっている。