火祭りは、旧暦12月23日(クリスマスと同じ)、天国にいる閻魔大王の使者が家々に使いを出して、皆元気か、夫婦は相和し、子育てをし、良く働いてるか、爺さんは村の面倒を見ているか、子供は親の言いつけを良く守っているか、見回りに来る。そこで、たき火を焚いて天から降りてくる橋を渡して我が家にお招きし、祭壇に餅を祭る。一日、お祭りしながら、家を見てもらう。天使はだされた餅に手を出すが、餅は粘り腰が強くていつまでもかんでいる、何よりいつまでも美味い。翌日には、かみ切れないままたき火橋で天国に戻るが、閻魔様には悪い報告など出来ようがない。
天の神様とご先祖を、私たち家族とつなげる、大事な、大事な日なのです!
最近は、牧民は牧業で暮らせず大都会に移ってしまい、都会では火祭りをできなくなってしまった! 昨晩は、せめて神戸の地から、故郷モンゴルを遥拝して、ご一緒に祈りました。