図は今年11月の中国の降水量の分布です。今年前半にはアメリカが大旱魃で日本の輸入小麦も値上がりした、逆に東アジアは多雨、内モンゴルでは十数年ぶりの大雨だった。だが中国は広く多様で、中国内部でも図の様に地域間で大差がでる。図の左上の内モンゴル東部では降水(雪)量は平年の4倍、大雪2回と小雪3回、温度はー10~ー25度。多雨の香港など南よりずっと多く、逆に中原・中央は全く少ない(実はこの夏もそうだった)。この10月、万里長城のすこし内側の観光コースで想定外の大雪のため日本人観光客が凍死、遂にこのコースは廃止された。無論、これは牧畜・畜産に大打撃を与えている。世界の牛肉の値が上がりますね。日本は自給率を高めるべきですね。